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東北、5月期の住宅着工大幅増



8月に入り、より一層暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
前回、国土交通省が発表した5月期の関東を始めとした住宅着工数や3都市圏のマンション着工数について触れましたが、今回は5月期の東北における住宅着工数について触れてみようと思います。震災の復興や増税など、様々な要素が絡んでくる東北の着工事情。5月期ではどのような結果になったのでしょうか。
以下は参考にした記事の引用です。

国土交通省がまとめた東北の5月の新設住宅着工戸数は、前年同月比25.3%増の5241戸だった。前年を上回るのは17カ月連続。東日本大震災の被災地での住宅再建の進展に加え、消費税引き上げや金利の先高を見通した動きが活発化した。
 県別の着工戸数は表の通り。山形が60%以上の高い伸びを示すなど、6県全てで上昇した。山形では来年が家屋建築が凶事となる「三隣亡(さんりんぼう)」の年に当たるとされ、駆け込み着工が他県より増えたとみられる。
 宮城は前月(43.1%増)より増加幅は縮んだものの、2000戸台を維持。他の5県に比べ伸びが低い福島も、震災前の2010年5月の807戸を上回った。
 住宅種類別では、持ち家が16.8%増の3034戸。分譲は62.5%増の655戸で、うちマンションは約3.8倍の303戸、一戸建ては8.6%増の352戸だった。 住宅金融支援機構東北支店は「着工増は全国傾向。復興需要もある東北の件数は、今後も堅調に推移するだろう」としている

河北新報 7月9日(火)6時10分配信 東北住宅着工25.3%増 消費税上げなど見越す 5月 より引用。


本日は東北での住宅着工数の話題について触れてみました。

地域の風習からくる駆け込み着工などもありますが、山形以外の5県でも着工数は増加しています。引用記事にも書いてありますが、5月期は全体的に着工数が増えた地域の多い月になったようです。戸数こそ3都市圏には劣るものの、増加の割合で見れば、3都市圏と同じくらい増加しているところが見受けられます。まだまだ続く復興需要や、段々と時期の迫ってくる増税の影響など、今後も東北にて住宅着工数が増える要因はありますし、6月や今月でも前年を上回る結果を更新し続けていきそうですね。



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