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空き家法案が衆院通過 国に対策指針要求



11月も半ばを過ぎ、急に寒くなってきましたね。マスクをして歩く方も見かけるようになり、風邪予防のために手洗い・うがいや健康管理をしていきたいと思います。さて、本日は空き家に関する法案が衆院を通過したニュースについて触れてみたいと思います。

空き家法案が衆院通過 国に対策指針要求
衆院は14日の本会議で、今村雅弘国土交通委員長が提出した空き家対策特別措置法案を全会一致で可決した。
政府に対し、治安や防災、景観面から増加が問題化している空き家対策の基本指針作成を求める内容。安倍晋三首相が衆院の早期解散を検討しているため、参院で今国会中に可決、成立するかは微妙だ。法案では、市町村に空き家への立ち入り権限を与えるほか、所有者確認のために固定資産税の情報を照会し、利用できるようにする。自治体による対策が進むよう、国が必要な税制措置を取ることも規定した。
 市町村は(1)倒壊の恐れがある(2)衛生面で有害(3)著しく景観を損なっている-などに該当する「特定空き家」に関し、持ち主に解体や修繕を命じられると明記した。
 総務省の調査によると、昨年10月1日時点の全国の空き家数は820万戸、住宅総数に占める割合は13・5%でいずれも過去最高だった。人口減少が進めば、今後さらに増える可能性がある。

産経ニュース 2014年11月14日配信 空き家法案が衆院通過 国に対策指針要求 より引用


11月19日に参議院は本会議を開き、上記「空家等対策の推進に関する特別措置法」について採決し、全会一致で可決、成立したそうです。
 具体的な変更点は、「倒壊の恐れがあるなど危険な空き家に立ち入り調査する権限を市町村に付与」されます。これまでは各自治体に任せられていましたが、法律になることで無条件に市町村に権限が与えられます。今までは空き家の所有者の確認も難しいようでしたが、こちらについても、よりスムーズになるそうです。  以前にもお伝えしている空き家問題ですが、この法案によって危険な空き家の減少と、民間や自治体が空き家を新たに活用していけたら良いですね。

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