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新築にこだわらない人の約7割が「中古+リフォーム」も選択肢として考える



2月がスタートしましたね。先日の節分では、コンビニやスーパーなどで「恵方巻」を見かけました。もともと大阪地方の習慣だったもので、セブン-イレブンが全国販売したことによって広まったそうです。 皆さんはどのような節分を過ごされましたか?
さて、今日は新築へのこだわりについて触れてみたいと思います。

新築にこだわらない人の約7割が「中古+リフォーム」も選択肢として考える

オウチーノ総研はこのたび、「日本人の住宅意識調査[2014年版]」を発表した。全国の20~69歳の男女を対象として、平成26年12月5~8日にインターネットによるアンケート調査を実施し、563人の有効回答を得たもの。
---「新築」または「中古」へのこだわり、約半数が「こだわりはない」
家を買うとしたら「新築」または「中古」にこだわるかどうかを聞いたところ、「新築(新築マンション・新築一戸建て)にこだわる」が26.3%、「新築(注文住宅)にこだわる」が23.3%とそれぞれ2割超となる一方、「こだわりはない」が46.2%と半数近くを占めた(図1)。同社では、「欧米諸国と比べると新築需要の高い日本だが、約半数は新築/中古にこだわっていないことが分かった」としている。
「新築(新築マンション・新築一戸建て)にこだわる」理由では、「買うなら新しい方がいい」という意見が最も多く、次いで「他人が住んでいたところに住むのは嫌だから」「中古は抵抗があるから」といった中古に対するマイナスな意見が多かったという。また、「新築(注文住宅)にこだわる」理由では「自分の理想通りの家を建てたいから」が、「中古にこだわる」理由では「価格が安いから」が特に多かったという。一方、「こだわりはない」理由では、「価格や間取り、駅までの距離など条件に合えばこだわりはないから」といった、新築/中古以外の条件を優先するという意見が多く見られた。
---新築にこだわらない人のうち、約7割が「中古+リフォーム」も選択肢に
家を買うとしたら「マンション」または「一戸建て」にこだわるかどうかを聞いたところ、「マンションにこだわる」が17.6%、「一戸建てにこだわる」が47.6%、「こだわりはない」が34.8%となった。「マンションにこだわる」理由では「セキュリティの面で安心だから」と「手入れが楽だから」が多く、「一戸建てにこだわる」理由では「隣人とのトラブルがマンションに比べて少なそうだから」といった近所付き合いに関する意見や、「庭が欲しいから」といった意見が多かったという。
「中古にこだわる」または「こだわりはない」と回答した人に対して、家を買うとしたら、「中古+リフォーム」を選択肢として考えるかどうかを聞いたところ、「積極的に考える」が16.9%、「選択肢の一つとして考える」が52.8%、「選択肢として考えない」が30.3%となり(図2)、約7割が、家を買うとしたら「中古+リフォーム」も選択肢として考えていることが分かった。
「積極的に考える」理由では、「自分好みにしたいから」が最も多く、次いで「安く済みそうだから」といったコスト面のメリットが多く挙げられたという。「選択肢の一つとして考える」理由では、「値段と内容により考える」「安く済むなら考える」など「予算面で納得できるなら考える」という意見が最も多く、次いで「立地などの条件を満たしている物件が見つかればリフォームして住むことも考える」という意見が多かったという。また、「自分仕様にリフォームが可能なら考える」などの意見も多く、「やはり家を自分用にカスタマイズできることに魅力を感じる人は多いようだ」と同社では見ている。 同社ではさらに、「『リフォーム』が、家の古さや故障を補うためのものだけではなく、自分好みの家を作るための手段としても捉えられているようだ」とも指摘している。

不動産ジャパン 2015年02月04日配信 新築にこだわらない人の約7割が「中古+リフォーム」も選択肢として考える より引用


リフォームに関する雑誌やサイトが多くなり、リフォームやリノベーションを一種「オシャレなもの」と捉える若い世代が増えていることも、新築にこだわらない割合が高くなっている理由のひとつかもしれません。 しかしながら、建売の新築一戸建て購入と、中古のリノベーション物件では、もちろん坪単価にもよりますが、中古の方が割高になる場合もあるそうです。何を優先するかが家を買う上でのポイントといって間違いないでしょう。
新築にこだわらない人が多いのであれば、空き家を利用すれば問題解決にもつながりそうですね。


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