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信金、設備融資の増加額1兆円台



徐々に涼しくなり、東京近郊の朝晩はとても過ごしやすくなりました。花火大会は7~8月がピークではありますが、土浦全国花火競技大会など秋に開催される花火大会もあります。まだ花火を楽しむことができますね。
さて、今日は信用金庫の融資増加について触れてみたいと思います。

信金、設備融資の増加額1兆円台

■企業向け堅調で4.3%増、建設業・不動産業が目立つ
信用金庫で設備資金向け融資の伸びが加速している。企業、個人向けの2015年3月末の設備融資は前年同月比3%増の35兆3610億円となり、増加額 が1兆円台に乗った。企業、個人ともに増加率は上昇。特に企業向けは4.3%増と堅調に推移しており、建設業や不動産業向けで高い伸びを示している。

ニッキン 2015年08月14日配信 信金、設備融資の増加額1兆円台 より引用


信用金庫による融資のみならず、日本政策金融公庫による創業融資実績も大きく伸びているようです。
これは過去10年で最高の実績になったようです。こういった部分で景気の回復を感じることができますね。
ここで、都市銀行と信用金庫の違いに触れてみたいと思います。都市銀行は銀行法に準拠し、東京や大阪などの大都市に本店があり、広域展開している銀行です。一方、信用金庫は、地域の方々が利用者・会員となって互いに地域の繁栄を図る相互扶助を目的とした協同組織の金融機関です。準拠する法律も信用金庫法になります。法律や経営理念の面でそれぞれに違いはありますが、預金や融資といった基本的な金融サービスは同じです。
融資の増加については、不動産業界全般に見られる傾向であり、日銀によると、2014年度は12兆2544億円とバブル期の1989年度(12兆1075億円)を超え、過去最高になったそうです。また、地方銀行や信用金庫が融資増加を牽引しており、人口減少や工場の海外移転などで融資先を発掘しづらいため、不動産業向けを強化しているとのことです。信金の融資額は12%増と国内銀行の5%増よりも伸び幅が大きいそうです。
融資の増加は景気回復の影響が反映されます。ますますの景気回復を期待したいですね。



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