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ヤフーとソニー不動産、中古売買新サービス開始 「選択肢増やし市場活性化」



こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
朝晩と日中の寒暖差が大きくなってきましたね。風邪やインフルエンザに対する注意喚起も聞くようになりました。湿度が50%以上あるとウイルスの生存率が3%になるとの発表もありますので、温度調整よりも湿度調整を心がけていくと風邪をひきにくいかもしれません。
 さて今日は、ヤフーとソニー不動産による新しい中古売買サービス「おうちダイレクト」について紹介いたします。

ヤフーとソニー不動産、中古売買新サービス開始 「選択肢増やし市場活性化」

 ヤフーとソニー不動産は5日、個人間の中古不動産売買を活性化させるための新サービス「おうちダイレクト」を同日から始めたと発表した。
 ソニー不が開発した不動産価格をネット上で高精度で推定できる検索エンジンを使って個人が所有物件を値付けし、ヤフーの不動産ポータルに掲載。実地見学などの実務はソニー不が行う。売却手数料は無料。ヤフーの宮坂学社長は「消費者の不動産売買の選択肢を増やし中古流通市場の活性化を実現したい」と述べた。
 一方、新サービス提供に伴いヤフーの不動産ポータルに大手不動産業界団体が情報提供を取りやめるなど波紋が広がっている。宮坂氏は「われわれは(既存の仕組みを破壊する)ディスラプターになりたいわけではない。生活者に選択肢を増やしたい」と述べ、これまでの不動産取引を否定しているわけではないことを強調した。 
新サービスでは物件見学などの仲介業務をソニー不が担う。同社の西山和良社長は「将来的には他の不動産業者にも入ってもらうことを検討している」と門戸を広げる考えを明らかにした。
 個人間取引のため、反社会的勢力や所有者以外による物件の売り出しなどのトラブルが予想される。その対策として運転免許など身分証のアップロードによるネット上でのチェックに加えて、反社会的勢力のデータベースを使った調査も行って万全を期すという。


SankeiBiz 2015年11月06日配信 ヤフーとソニー不動産、中古売買新サービス開始 「選択肢増やし市場活性化」 より引用


この「おうちダイレクト」には目玉ポイントが2点あります。1点目は、仲介手数料です。売主の仲介手数料は無料、買主の仲介手数料は成約価格の3%+60,000円。従来の不動産取引を考えると、売主の手数料が無料になるサービスはこれまでなかったのではないでしょうか。
次に、価格推定機能がついており、ディープラーニング技術などを利用した「不動産価格推定エンジン」によって算出されること。物件のオーナーは登録するだけで推定価格を知ることができ、また販売価格は自分で決定することができます。
また、内覧の際の立ち会いや、決済から物件を引き渡しまでオフラインでの実務はソニー不動産がサポートしてくれます。売主、買主にとってはとても良い点が多い「おうちダイレクト」ですが、売主が利用する際はソニー不動産との契約が必須となっており、他の不動産業者との契約、媒体の利用は禁止されています。一部で「物件の囲い込みではないか」との声が上がっています。
新しいサービスにはこれまでの仕組みと比較して、メリットとデメリットが必ずあります。その分、選択肢が増える、という利点があります。サービスを比較してどちらが自分に合っているかを見極めて利用していきたいですね。


不動産担保ローンの日宝より
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