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日銀 追加の金融緩和政策で初のETF購入



こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
リオオリンピックがスタートしましたね。柔道や体操、水泳とメダルを獲得した日本選手もおり、盛り上がりを見せていますね。今後も注目選手が登場しますので、楽しみですね。
さて今日は先日発表された日銀のETF購入について触れてみたいと思います。

日銀 追加の金融緩和政策で初のETF購入

日銀は、先週、ETFと呼ばれる上場投資信託の買い入れ金額をほぼ倍増させる追加の金融緩和に踏み切り、3日、新たな政策に基づいて、初めて347億円分のETFを市場から購入しました。
日銀は、先週の金融政策決定会合で、ETFと呼ばれる上場投資信託の買い入れ金額をほぼ倍増させ、年間6兆円に拡大する追加の金融緩和に踏み切ることを決めました。
2日、財務省と金融庁から認可を得たことから日銀は、3日に新たな政策に基づいて初めて347億円分のETFを買い入れて、市場に資金を供給しました。日銀は、このところ1回当たり330億円から350億円分のETFを購入しており、今後は、年間6兆円の購入額を達成するため、買い入れの頻度を増やしていくものとみられます。
日銀は、ETFの買い入れを通じて日本企業の株式を8兆7200億円余り保有していて、これは東京証券取引所に上場しているETFの時価総額全体の半分以上に上ります。
ETFの買い入れ金額が増えることで、市場には株価を押し上げる効果を期待する声もあります。その一方で、日銀が、実質的に企業の大株主となりながら議決権の行使は行わないことから、株主による企業の監視が緩み、企業価値の向上につながらないのではないかという指摘も出ています。

NHK NEWSWEB 2016年08月03日配信 日銀 追加の金融緩和政策で初のETF購入 より引用


今回の決定については、賛成7反対2の賛成多数で決まったそうです。多くの委員は「海外発の不確実性が企業・家計の心理悪化に波及することは何としても防がなければならない」「民間経済主体の前向きな経済活動をサポートすることが適当だ」として、イギリスのEU離脱で世界経済の不確実性が高まったことで追加緩和が必要と主張したとのことです。また、「円高による物価の下ぶれリスク」を追加緩和の理由に挙げる委員もいたそうです。反対意見としては、「市場をゆがめる」といった声も上がっていたとのことです。
この決定が、経済対策として良い方向へ動いてくれることを期待したいですね。


不動産担保ローンの日宝より
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