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都市総合力ランキングをシミュレーション。「東京」は都市再生の取り組みで世界3位に/不動産協会調査



こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
9.11同時多発テロから15年が経過しました。ニューヨークでは犠牲者を追悼する式典が行われました。
9日には、被害者やその遺族らがサウジアラビア政府に対する提訴を行い、賠償を請求できる法案が可決されました。オバマ大統領はこの法案に対し、反対の姿勢を見せているとのことです。国際的なテロに各国が協力して立ち向かっていかなくてはなりませんね。
さて、今日は東京の都市総合ランキングシュミレーションについて触れてみたいと思います。

都市総合力ランキングをシミュレーション。「東京」は都市再生の取り組みで世界3位に/不動産協会調査

(一社)不動産協会は5日、「世界の都市総合力ランキング 政策効果シミュレーション」の結果を発表した。
 6月に閣議決定された“日本再興戦略2016”では、政策目標として「2020年までに、世界の都市総合力ランキングにおいて、東京が3位に入る」とされ、東京の国際競争力強化に向けて、国を挙げた取り組みが求められている。そこで、東京の国際競争力のさらなる向上に向け、取り組むべき課題や必要な施策を明らかにすることを目的に、(一財)森記念財団都市戦略研究所の協力のもと、東京の順位を向上させるための政策効果シミュレーションを実施したもの。

 戦略的取り組みの効果予測(東京のみ)では、国土交通省の「大都市戦略」等を基に、都市の総合力を高めると期待される10の取り組みを「都市再生の取り組み」と「都市再生以外の取り組み」に分けて設定。これらの取り組みごとに、影響を受けると想定される指標を抽出し、同指標についての影響予測を実施。都市再生の動向や公表情報、行政目標等を勘案して20年時点の数値目標を設定した。

 民間都市再生事業の実施や、国際会議等の開催のための施設整備、文化施設の整備といった「都市再生の取り組み」を実施することで、東京の総合スコアは1316.7pt(現時点より26.3ptアップ)となり、総合順位は3位になると予測。これに加え、「環境インバウンド施策の実施」や「東京オリンピックの開催」、「スマートエネルギー都市の実現・自然環境の充実」、「国際交通ネットワークの強化」などを実施することで、総合スコアは1361.9pt(同71.4ptアップ)とさらに上昇する見込みであることが分かった。

 さらに、法人税率の引き下げや、起業支援施策、労働生産性向上施策といった「国際競争力強化に向けた経済施策」を実施した場合は、1393.9pt(同10.35ptアップ)となり、総合順位は2位へとランクアップすることも可能という結果となった。

R.E.port 2016年09月05日配信 都市総合力ランキングをシミュレーション。「東京」は都市再生の取り組みで世界3位に/不動産協会調査 より引用


世界の都市総合力ランキングは、毎年、森記念財団 都市戦略研究所が実施しています。世界40都市を対象に、都市の力を表す6分野(「経済」「研究・開発」「文化・交流」「居住」「環境」「交通・アクセス」)・70指標でのスコアリングがおこなわれるそうです。
このランキングで2015年の1位はロンドン、2位ニューヨーク、3位がパリ、東京は2008年以降連続の4位でした。「都市再生の取り組み」、「環境インバウンド施策の実施」や「国際交通ネットワークの強化」といったこれらの項目は、東京オリンピック開催においても、重要な項目になります。「国際競争力強化に向けた経済施策」に関しては、スイスのビジネススクールIMDが発表した2016年の世界競争力調査によると日本は26位だったそうです。1位香港、2位スイス、3位アメリカと続きます。
東京が世界の都市総合力ランキング3位になるためには、環境面、経済面と様々な面からの改善が必要になりそうです。これらの改善は、日本国内の東京で働く・暮らす人々、観光へ行く人々にとってもプラスになることです。ランクアップを期待したいですね。


不動産担保ローンの日宝より
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