ニュース

金融機関のサイバー対策、初の大規模訓練



 こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
来週はハロウィンですね。31日が月曜にあたることから、週末の29日・30日に各地でイベントが行われるようです。人気ゲーム「ポケモンGO」では10月26日~1週間、ハロウィンイベントが開催されるそうです。今年は、仮装をしてポケモンを探す姿が多く見られるかもしれませんね。
 さて今日は金融機関のサイバー攻撃に対する訓練を紹介いたします。

金融機関のサイバー対策、初の大規模訓練

 金融庁はサイバー攻撃に備える体制を強化するため、24日から金融機関を対象にした演習を実施する。大手行や地銀、信用金庫、信用組合のほか、証券会社や保険会社など計77の金融機関が参加する。官民で連携した金融機関向けの大規模な訓練は初めて。金融庁は参加する金融機関のサイバー攻撃への対応状況を確認して、金融業界全体の底上げを図る。
 演習期間は24~27日の4日間で、銀行、信金・信組など業界ごとに実施日を分ける。訓練では金融庁が参加各社に向けて「自社ウェブサイトにウイルスが仕込まれていたことが発覚」などと連絡。金融機関は問題の対処方法を確認したり、社内外への報告手順を把握したりする。
 金融庁は演習後に各社からの結果報告をまとめ、訓練に参加しなかった金融機関にも情報を提供する。対策が十分でない地方の中小金融機関などに今後の対策のために役立ててもらう。

日本経済新聞 2016年10月20日配信 金融機関のサイバー対策、初の大規模訓練 より引用


 この訓練には、銀行や保険会社などおよそ80の金融機関が参加しています。24日はインターネットの掲示板にサイバー攻撃を予告する書き込みがあり、その後、金融機関のパソコンがウイルスに感染したおそれがあるという想定で訓練を行ったそうです。
 参加した金融機関は、サイバー攻撃による被害が実際に発生しているかを調べ、金融庁に報告する対応を確認したそうです。そのうえで、インターネット上のサービスを一時的に停止するかどうか、また、顧客にどのように周知するかを判断する訓練に取り組んだとのことです。
金融庁によると、金融業界ではサイバー攻撃によって顧客の情報が流出するといった事案はまだ発生していませんが、サイバー攻撃は昨年度1年間で100件を超えるなどリスクは高まっているということです。
 先日も、欧米でTwitterやNetflixなど人気サイトが大規模なサーバー攻撃を受け、一部ユーザーがサービスを利用できないなどの事態が発生しました。現在、米連邦捜査局(FBI)などが捜査に乗り出しているそうです。
 FinTechの広まりで、金融とITはますます密接な関係になっていくことが予想されます。便利さと安全性を兼ね備えたサービス提供を期待したいですね。


不動産担保ローンの日宝より
ページ先頭に戻る
  • お申し込みはこちら
  • 0120-250-890
  • ご紹介歓迎
  • 高価買取致します