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世界の不動産王ランキングトップ10



こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
3月12日から4日間、サウジアラビア国王が来日しました。国王のほか、1000人を超える随行員がいたことから、高級ホテルはどこも満室、リムジンのレンタルサービスも予約が取れない状態になっていたようです。日本は海外に比べて高級ホテルが少ないと言われており、今後の増加が期待されているそうです。
さて、今日は世界の不動産王ランキングを紹介いたします。

世界の不動産王ランキングトップ10

世の中には多種多彩な投資対象がありますが、最も手堅いのは不動産だと指摘する資産家も少なくないようです。実際、株式などで大きく儲けた個人投資家が不動産へとシフトしていくケースもよく見受けられます。

では、不動産投資によって世界で最も巨額の富を築いているのはどんな人物なのでしょうか? 米国の著名な経済誌「フォーブス」が発表した「2016年の世界不動産王ランキングトップ10」に名を連ねている面々を、10位から順に紹介していきましょう。

■10位 許家印(Hui Ka Yan) 86億ドル
中国の大手不動産・恒大グループの会長で、同国の大都市圏で不動産価格が大幅に上昇した事に伴って所有資産の評価価値が高まり、2016年からベスト10内にランクインしました。居住用不動産の開発に端を発した恒大グループは、ヘルスケアやファイナンス、インターネット、観光への多角展開を進めています。

■9位 スティーブン・ロス 120億ドル
マンハッタンの西側において、米国最大規模となる私有地開発プロジェクトを手掛けている関連会社の会長を務めています。同プロジェクトでは2016年5月に1棟の建設が完了しましたが、少なくとも2025年までは開発が続くという壮大な計画だそうです。

■8位 トーマス&レイモンド・クォック 130億ドル
香港で不動産開発会社を経営してきた兄弟です。香港市内で最高層のビルや国際金融センターなどに投資しており、同じく兄弟であるウォルター・クォックも14位に入っています。2014年にトーマス氏は贈賄で懲役5年の刑が確定し、今は兄のレイモンドが会長として経営を担っています。

■7位 ジェラルド・キャヴェンディッシュ・グローヴナー 130億ドル強
第6代ウェストミンスター公爵を継承し、先祖代々にわたって膨大な財産を有してきた英国人の世界的大富豪で、所有不動産を管理するグローヴナー・グループのオーナーです。ただ、2016年8月に死去しています。

■6位 劉鑾雄氏(Joseph Lau)  131億ドル
香港の資産家で不動産大手・華人置業集団(チャイニーズ・エステート・ホールディングス)の会長です。宝石の収集家としても有名で、超高価なダイヤモンドなどを落札して話題になりました。

■5位 ディビッド&サイモン・ルーベン 144億ドル
インドのムンバイ出身の兄弟で、1950年代にイギリスに移住し、金属事業で成功を収めました。そして、同国において不動産事業にも手を広げて莫大な財を築いています。

■4位 郑裕彤氏(Cheng Yu-tung)  145億ドル
※郑は左が「关」、右が「阝」
香港とマカオで不動産取引を展開する一方、アジア最大規模のジュエリー小売やカジノ、交通、通信事業などを手掛けるコングロマリットの総帥でした。2016年9月に死去しています。

■3位 ドナルド・ブレン 151億ドル
ロサンゼルス出身で、米国大手不動産のアーヴィン・カンパニー会長を務めています。500以上のオフィスビルや40以上のショッピングセンターを所有し、全米有数の規模を誇っています。

■2位 李兆基(Lee Shau Kee) 215億ドル
香港きっての不動産所有者で、恒基不動産(ヘンダーソン・ランド開発)を創業し現在は会長職に就いています。1948年に中国の広東省から香港に移住し、一代で財を成しました。ホテルやレストラン、インターネットサービスなどにも手を広げています。

■1位 王健林(Wang Jianlin)  287億ドル
アジア随一の富豪で、不動産業を中軸とする中国のコングロマリット「大連万達集団(ワンダグループ)」の創業者で現会長です。シカゴに89階建ての超高層ビルを建設するなど、海外でも積極的に不動産投資を展開する一方、M&Aを通じて映画やテレビ番組の製作といったエンターテインメント事業にも力を入れています。

10人の顔ぶれは、もともと裕福な家庭に育った人から一代で大成功を遂げた人までさまざまでした。もっとも、最初から資金的に恵まれていた人であっても、その先祖が財を成していった最初の一歩は、1棟や2棟といった少数単位の不動産であったはずです。それらから得られる安定的な家賃収入の蓄積がさらなる投資の原資となり、大きく所有物件を増やしていったのでしょう。
ちなみに、かのトランプ大統領は31位でした。(提供:アパート経営情報)

Exciteニュース 2017年03月11日配信 世界の不動産王ランキングトップ10 より引用


日本での不動産投資は、観光客の増加やオリンピック需要を背景に、今後も伸びていくと予想している専門家もいます。先日国土交通省が発表した公示地価では、大阪府の商業地の上昇率が5.0%と2年連続で全国トップでした。商業地においては、全国の上昇率の上位5位までを大阪市内の地点が占めたそうです。高級旅館で知られる星野リゾートも、大阪府浪速区に2022年の開業を目指して都市型ホテルを作る計画を発表しました。
このようなホテルの新規開業の動きは、大阪だけでなく福岡や東京都心でも活発化しているそうです。銀座ではアメリカの高級ホテル「ハイアットセントリック銀座東京」が2018年はじめに開業予定の他、森トラストや名鉄インなども開業を計画しているとのことです。
JLL(ジョーンズ ラング ラサール)によると2016年の日本のホテル取引額は約3640億円とリーマンショック以降の最高を更新したそうです。外国人投資家のホテル購入は減少したものの、Jリート(不動産投資信託)など機関投資家による取引が増加したようです。
このような不動産取引が、オリンピックや観光客増加などの特需によるものではなく、オリンピック終了後も安定して活発な取引がされることを期待したいですね。



不動産担保ローンの日宝より
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