ニュース

AI審査、スマホで口座開設…関西地銀もフィンテック加速 金融とIT融合




こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
牛丼チェーン「松屋」などを展開する松屋フーズが6月中旬、沖縄1号店のとんかつ店「松のや」を北谷町美浜に開店するそうです。今回の出店は、牛丼の「松屋」ではなく、とんかつ「松のや」に決定したことに対して、松屋フーズの瓦葺一利社長は、「価格帯が同じ競合2社の店舗数や戦略を踏まえたら、とんかつでいくべきだろうと考えた。」と話しています。沖縄で定着するかどうか、注目したいですね。
さて、今日は銀行とIT融合について触れてみたいと思います。


関西の地方銀行で、金融とITを融合させた「フィンテック」の取り組みが加速している。マイナス金利政策の長期化で金融機関の収益環境が悪化する中、各行はITやAI(人工知能)を活用して省力化を進め、コスト削減と顧客利便性向上を両立させている。(大島直之)
■スキルに頼らずリスク見極め 京都銀行は昨年11月から、融資審査時の稟議(りんぎ)書作成にAIを活用する実証実験を始めた。NTTグループのAI技術で稟議書作成を補助する。
 融資の審査業務は経験やノウハウを要するため、慣れた行員でも手間がかかるが、土井伸宏頭取は、AI導入によって「個人のスキルに頼らず、一定レベルの行員であればできるようになる」と狙いを強調する。
 みなと銀行もAIを活用して今年1月、企業向けの融資「みらい地域応援ローン」で、財務諸表や担保に依存しない審査の仕組みを導入。中小企業の信用情報会社、日本リスク・データ・バンク(東京)やオリックスと組み、デフォルト(債務不履行)率などをまとめた審査システムを採用している。
 みなと銀行の服部博明頭取は「リスクをとる分、平均1.8%と高い利ざやがとれる」と話すなど、収益面の寄与は大きいという。

■自前開発&外部連携「両輪で」
個人客向けでもフィンテックの活用が進んでいる。
 南都銀行は1月から、新しいスマートフォン決済アプリのサービスを始めた。KDDIの携帯電話代、大阪市などの各種税金、日用品など商品・サービス代金の払込票について、バーコードをスマートフォンに読み取らせて決済できるようにした。
 池田泉州銀行は平成28年5月に、スマートフォンを使ったアプリバンキングサービスを開始。印鑑なしで口座開設や、口座の残高や取引照会、入出金取引の通知を受け取れるようにした。また同年から、マネーフォワード(東京)が提供する個人向け自動家計簿・資産管理サービスに池田泉州銀行の専用ページを開設し、銀行アプリと連携する仕組みも取り入れた。
 池田泉州銀行の堀川昌宏常務執行役員は「自前と、外部企業との提携の両輪で進めていく」と話している。
SankeiBiz 2018年4月4日配信 AI審査、スマホで口座開設…関西地銀もフィンテック加速 金融とIT融合


 セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン銀行は、2001年の設立以来、ATMサービスを核とした独自のビジネスモデルで急成長してきました。コンビニを中心に設置するATMは現在23000台を突破しており、2017年度の経常収益は1308億円を見込んでいます。
同社は最大の特徴であるATMの競争力をさらに高めるために、AI活用を模索しているそうです。
「AIによって、今まで不可能だった業務改革が可能になるかもしれません。自動化が難しかった古いサービスが高度化するチャンスです」とセブン銀行常務執行役員の松橋正明氏は話しています。
AIの進歩および導入によって、「人にしかできないことは人へ、AIができることはAIへ」という考えが浸透していくのは、現在の自然な流れです。みずほフィナンシャルグループ、三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループなどがAIでの自動化と業務改革を発表しています。
 おそらく、今後多くの業界でこの流れは起きるでしょう。AIによって便利で安全な社会が期待さえる反面、AIにはできない業務における個人のスキルを磨いていく必要がありそうですね。



不動産担保ローンの日宝より
ページ先頭に戻る
  • お申し込みはこちら
  • 0120-250-890
  • ご紹介歓迎
  • 高価買取致します