政府は27日発表した2月の月例経済報告で、景気の基調判断を「一部に弱さが残るものの、下げ止まっている」とし、2か月連続で上方修正した。
1月は「弱い動きとなっているが、一部に下げ止まりの兆しもみられる」としていた。2か月連続の判断引き上げは、東日本大震災直前の2011年1~2月以来となる。
先行きの懸念材料として09年11月から挙げていた「デフレの影響」を3年4か月ぶりに削除した。現状が「緩やかなデフレ状況―にある」との判断は維持した。
判断を引き上げたのは、安倍政権の経済政策「アベノミクス」への期待から、消費者や企業の心理が改善している上、生産活動が持ち直しつつあるからだ。日本銀行による2%のインフレ(物価上昇率)目標設定などで、今後の物価上昇を予想する消費者が増えたという調査結果も反映させた。
景気基調判断、二か月連続の上方修正
そろそろ本格的に春を感じられる陽気になってまいりました。
3月も下旬頃になれば桜の季節ですね。
さて、今回は政府による景気判断の引き上げについて触れてみようと思います。
以下がその参考記事の引用です。
デフレ影響、3年4か月ぶり削除…月例経済報告 2013年2月27日20時44分 読売新聞より引用
本日のコラムは政府の景気動向に対する姿勢に注目しました。
今回も「アベノミクス」というワードが出てきましたね。
マインド改善にも支えられて、少しずつ景気回復が期待されています。
先月までリスク要因に挙がっていたデフレの影響についても、円安傾向や日銀によるインフレ目標設定のせいもあってか、
消費に対する熱が高まっているという話も出ているようです。
今年が始まってまだ2ヶ月あまりですが、2013年は日本にとって本格的な景気回復の年になるといいですね。