ニュース

住宅ローン使用割合変動型が半数に、固定型シフトの風潮強まる。



9月も最終日になりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は住宅ローンの選択傾向の変化について触れてみようと思います。7月に同じ話題に触れた時は変動型の減少と、固定型の増加という結果になりましたが、あれからどのような変化があったのでしょうか。
以下は参考にした記事の引用です。

 住宅金融支援機構がまとめた13年度の「民間住宅ローン利用者の実態調査」(調査対象期間=13年3~6月)によると、変動型の利用割合が43・5%となり、住宅ローン利用者の半数を割り込んだ。前回調査(同=12年11~13年2月)では51・0%だった。希望する住宅ローンの金利タイプは、全期間固定型が36・0%(前回36・2%)でほぼ横ばいだったが、固定期間選択型が39・2%(34・4%)と増加した。一方、変動型は24・8%(29・4%)に減少。実際に選択した金利タイプでは、全期間固定型の利用割合は25・4%(前回23・1%)、固定期間選択型は31・1%(26・0%)にそれぞれ増加。変動型は半数を割り込んだ。長期金利の先高感が固定金利の選択に向かわせたとみられる。今後1年間の 住宅ローン金利の見通しについては、「現状よりも上昇する」が45・1%(前回35・0%)と増加。「ほとんど変わらない」は40・4%(53・3%)と減少した。住宅ローンを選んだ理由は「将来の返済額を確定しておきたい」が前回調査に比べて上昇した。また、今が住宅の買い時だと思う人の割合は47・2%(前回55・5%)と減少した。買い時の理由として多く挙がったのは「金利水準が低い」(66・ 0%)「消費税率引き上げ前だから」(59・5%)だが、いずれも前回調査より1~3ポイント減少した。「税制のメリット」は31・4%で0・5ポイントの微増。同調査は、民間住宅ローン利用者編、フラット35利用者編、民間住宅ローン利用予定者編で構成している。

日刊不動産経済通信 2013年9月5日 配信 住宅ローン、変動半数割れ・固定シフト より引用



前回触れた際に発表された利用割合の数値は4月のみのものになりますが、変動型はその段階でも45.7%と半数以下の割合になっており、4月以降も減少傾向が続いたようです。
代わりに安定した増加を見せる固定期間選択型は柔軟に対応ができる選択肢として人気が集まっています。今後、金利は上昇してくると考える方が増えてきている事も、人気の理由ではないでしょうか。



ページ先頭に戻る
  • お申し込みはこちら
  • 0120-250-890
  • ご紹介歓迎
  • 高価買取致します