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新築戸建、60代の購入者割合が増加



今週は台風の影響でどんよりとした天気が続いていましたが、皆様いかがおすごしでしょうか。
本日は2012年度における戸建住宅購入者の割合について触れてみようと思います。政権交代を始め、アベノミクスの開始など経済にも著しい変化が起こった昨年の戸建住宅購入者の割合は、いったいどのような傾向を見せているのでしょうか。
以下は参考にした記事の引用です。

住宅生産団体連合会がまとめた「2012年度戸建注文住宅の顧客実態調査」の結果によると、世帯主年齢の平均は42.1歳となり、前年度比で1歳程度上昇した。1次取得層のボリュームゾーンである30歳代の割合が例年通り一番高かったが、全体に占める割合は低下している。一方で、60歳代の割合が増加傾向にあり、前年度比1.5ポイント増の10.8%に達した。
60歳代の増加傾向は、建替え比率が伸びていることが一因とみられる。新築する際の土地取得状況として、「建替え」の回答は前年度比2.2ポイント増の32.9%。「更地に新築」の回答は0.9ポイント減の53.2%。建替える際に取り壊す従前の住宅の築年数は36.4年で、昨年度と同じだったが、 5年前の07年度からは3年以上古くなっている。
住宅取得資金について贈与を受けた割合は17.9%で、贈与額の平均は前年度比68万円増の1253万円。12年から住宅取得に係る贈与税の非課税枠が拡大したのが増加の要因とみられる。世帯主の年齢別にみると、「20~25歳未満」で贈与を受けている割合が最も多く50.0%。「25~30歳未満」~「40~45歳未満」の各年齢層でも、20%以上が贈与を受けており、中高年世帯でも親などからの支援が住宅取得に貢献しているとみられる。
同調査は00年から開始して今回が13回目。対象エリアは3大都市圏と地方都市圏で、有効回答数は4502件。12年度調査によると、戸建て注文住宅の平均顧客像は、世帯主年齢42.1歳、世帯人数3.53人、世帯年収810万円、住宅延床面積129m2。

日刊不動産経済通信 2013年 09月09日 配信 新築戸建ての購入者に60代の割合が増加 より引用


本日は2012年度における戸建住宅購入者の割合について触れてみました。

昨年は30代の割合が例年通り一番高かった傍らで、60代の購入者割当が増加という、ちょっと以外な結果になりましたね。日本の住宅の平均寿命は26年程度だとの事ですので、今60代の方が30代の時に購入していたとすれば、ちょうど寿命を向かえる時期になるのではないでしょうか。寿命を向かえる戸建住宅は今後も増えてくるでしょうし、60歳代の建替え需要は今後も増え続けていくかもしれませんね。



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