日中韓の中央銀行総裁がスイスで会合 高齢化など意見交換
日銀は30日、黒田東彦総裁と中国、韓国の中央銀行総裁による会合を29日にスイスのバーゼルで開き、日中韓における最近の経済・金融情勢についての意見交換を行ったと発表した。3カ国の中央銀行総裁の会合は平成21年から毎年開催しており、今回で6回目となる。
今回は韓国銀行の李柱烈総裁が議長を務め、プレゼンテーションでは主に高齢化社会についての問題提起を行い、黒田総裁、中国人民銀行の周小川総裁と、高齢化がもたらす影響などでざっくばらんに意見を交換したのだという。
日中韓では少子高齢化の進展で中長期的な労働力供給の制約が生じるなどして、経済成長を鈍化させる懸念が強まっている。会合では将来の高齢化社会における経済政策などついて議論したとみられる。
第7回目の会合は来年、中国人民銀行が主催する。
日中韓の中央銀行総裁がスイスで会合 高齢化など意見交換
皆様いかがお過ごしでしょうか。暑くなったり、雨が降ったりと天候が不安定ですが、体調管理には気を付けないといけませんね。さて、本日は平成21年より毎年開催されている日中韓の中央銀行総裁による会合について触れたいと思います。
以下は参考にした記事の引用です。
MSN産経ニュース 2014年6月30日 配信
日中韓の中央銀行総裁がスイスで会合 高齢化など意見交換 より引用
少子高齢化問題は、日本だけでなく、中国、韓国にとっても重要な問題のひとつですね。
中国については、夫婦のどちらかが一人っ子であれば第二子までは出産が認められるようになったそうです。ただ、こちらも抜本的な改革とは言えないようです。
また、韓国の高齢化率は日本よりも低いそうですが、高齢化のスピードが早く、2050年には人口の34.9%が高齢者になると言われています。日韓中の3ヶ国が経済面で協力をし、アジア全体の繁栄を目指してほしいと思います。