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オフィスビルのエネルギー消費量、震災前に比べ25%減少/ザイマックス調査



衆議院選挙の投票日がせまってきましたね。地域によって異なりますが、候補者の該当演説もよく見かけるようになりました。さて、今日は賃貸オフィスのエネルギー消費について触れてみたいと思います。

オフィスビルのエネルギー消費量、震災前に比べ25%減少/ザイマックス調査
(株)ザイマックス不動産総合研究所はこのほど、「オフィスビルエネルギー消費量およびコスト調査(2014年9月まで)」の結果を公表した。 同社が運営する首都圏の一般的な賃貸オフィスビルのうち、有効なデータが得られた約100棟を対象に、エネルギー消費量・単価・コストの推移について調査したもの。 消費量は、震災前である10年夏季(7~9月)と比べて、21%減(11年)、20%減(12年)、20%減(13年)と同程度の水準で推移してきたが、14年は25%減と大きく減少。首都圏の平均気温は特に8・9月で13年度より大きく下回っており、空調負荷が軽減している可能性があるとした。
また、単価は、震災以前より上昇傾向は変わらないが、10年から13年への伸び方に比べ、上昇幅が小さいことが分かった。 コストは、11年以降継続してきた上昇傾向が止まり、10年夏季比10%増にとどまる結果となった。

R.E.port 2014年12月4日配信 オフィスビルのエネルギー消費量、震災前に比べ25%減少/ザイマックス調査 より引用


 東日本大震災をきっかけに、オフィスでも省エネが推進され定着していると思われるデータですね。しかし、消費量とは反対にコストは上がっており、震災での省エネ意識にプラスして、コスト削減の意識も働いているのかもしれません。
どちらにせよ、住宅以上にエネルギー消費が大きいオフィスに省エネ意識が定着していることは、良い傾向にあると思います。省エネに対する意識が、一時的な定着ではなく永続的なものになると良いですね。

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