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NISA 投資額が3兆円近くに



桜とともに花粉もピークを迎える時期になりました。最近では、子供の花粉症も多いようで、早い子は2~3歳からアレルギーを発症するようです。60歳を越えても全く発症しない方もおり、個人差が大きいですね。
さて、今日は2014年1月から始まったNISAについて触れてみたいと思います。

NISA 投資額が3兆円近くに

個人投資家を対象にした優遇税制「NISA」を利用して株式などに投資された金額は、制度の開始から1年間で3兆円近くに上ることが金融庁のまとめで分かりました。一方で、利用者が開設する口座数の伸びが鈍ってきているため、証券各社は若い世代の利用の拡大に力を入れています。
「NISA」は去年1月から始まった個人投資家を対象にした優遇税制で、株式や投資信託への年間100万円までの投資で得られた売却益や配当が非課税になります。
金融庁のまとめによりますと、証券会社や銀行などにNISA用の口座を開設した人は、去年1年間で820万人余りで、投資額は2兆9700億円余りに上ることが分かりました。
しかし、口座数の伸びは、制度が始まって半年程度は大きかったものの、その後はペースが鈍っており、このままでは2020年までに投資額を25兆円に増やすという政府目標の達成が難しくなるおそれがあります。
このため、証券各社では、若い世代の利用を促そうと、大学生を対象に投資について学ぶ催しを開いているほか、給与から天引きする形で少額からでも投資できる仕組みの導入を企業に働きかけるなど取り組みを強めています。

NHK NEWSWEB 2015年03月15日配信 NISA 投資額が3兆円近くに より引用


口座数、投資額を見ても、50歳代以下の世代が増加しつつあるようですが、若い世代(20~30代)はまだまだ少ないようです。大和総研の是枝俊悟研究員は、投資額は昨年6月末時点から「順調に増えているが、6月時点では口座を開設したものの、何も買い付けていない利用者が多くいたり、年代別では高齢者中心で、若い人の買い付け口座数、買い付け額は低かった」と指摘しており、政府目標の達成には「20年までにもう少しスピードを上げていかないといけない」と述べたそうです。
3月上旬には、非課税枠が「100万円→120万円」に増額や(2016年スタートの見込み)や子ども版NISAの新設(0~19歳まで、年間80万円までの投資枠)も4月スタートが決定しており、政府目標に向けて広がりを見せていきそうですね。


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