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スマホ片手に不動産を内覧ーースマートロック開発会社のライナフが三菱地所から第三者割当増資を実施



こんにちは。不動産担保ローンの日宝です。
2月11日は建国記念の日ですね。国民の祝日に関する法律によると、建国記念の日の趣旨について、「建国をしのび、国を愛する心を養う。」と規定しているそうです。建国記念の日は初代天皇とされる神武天皇の即位日が、日本書紀に紀元前660年1月1日 (旧暦)とあり、その即位月日を明治に入り新暦に換算した日付だそうです。
とても歴史がある祝日ですね。皆さんはどのようにお過ごしになるのでしょうか。
さて、今日はIoT分野の一つであるスマートロックについて紹介したいと思います。

スマホ片手に不動産を内覧ーースマートロック開発会社のライナフが三菱地所から第三者割当増資を実施

わたしたちの生活を大きく変える可能性を持つIoTの分野といえば、スマートホーム。その中でもスマートロックについては、これまでに「Akerun」や「Qrio」などをご紹介してきました。同じくスマートロック「NinjaLock」を開発するのが、2014年11月に設立されたライナフです。2015年春にはデバイスの量産・販売を開始し、直販の他にヨドバシカメラなどで取り扱われています。
そんなライナフが、2016年1月20日付で三菱地所から第三者割当増資を実施したことを発表しました。今後、両社は不動産関連のさまざまな事業領域でNinjaLockを含むIoT技術の活用を検討していくとのこと。その第一弾として、2月中旬から「ザ・パークハビオ 上野レジデンス」でNinjaLockを活用した無人内覧システム「スマート内覧」を試験的に開始します。
玄関扉のサムターンに粘着テープで貼り付けるだけで設置でき、 スマートフォン等で鍵の開閉が可能なNinjaLock。鍵の開閉権限を特定の相手に、特定の時間帯のみ付与することができ、鍵の開閉履歴を確認したり遠隔操作したりできます。不動産にライナフを取り付けることで、これまでは仲介会社が必要だった不動産の内覧を、スマホを片手に個人が直接見にいくことができます。
内覧希望者は、インターネット専用サイトから鍵の開閉権限を取得。これだけで、賃貸管理会社の営業担当者が立ち会うことなく、設定した時間に一人で内覧することができるとのこと。試験的に運用を開始した後は、三菱地所グループが賃貸管理する「ザ・パークハビオ」ブランド物件をはじめ、 他物件に拡大していく予定です。
デバイスを開発していることからメーカーとしての印象が強いライナフですが、中期的には「HomeTech」(不動産領域)のIoTやWebサービスの提供を目指していくとのこと。NinjaLockの紹介動画は、以下をご覧ください。

THE BRIDGE 2016年02月02日配信 スマホ片手に不動産を内覧ーースマートロック開発会社のライナフが三菱地所から第三者割当増資を実施 より引用


 現在日本企業からは4種ほどのスマートロックが発売されています。価格は約10,000円~50,000円が中心となっています。既存のドアに気軽に取り付けられるタイプが多く、賃貸物件でも設置することが可能な場合があります。
不動産の内覧に関しては、これまで仲介会社がいなければ内覧案内をできなかったというチャンスロスを防ぐことができます。また人件費の削減も可能になるでしょう。
三菱地所だけなく、不動産・住宅情報サイト「HOME'S」はスマートロックの「Akerun(アケルン)」、同じく住宅情報サイト「SUUMO」は「Qrio Smart Lock」を導入し、内覧の効率可を図ろうとしています。
スマートロックに代表されるIoT(Internet of Things)は、年々進化を遂げています。スマートフォンのアラートで朝起きると、自動で電気が付く。ポットがお湯を沸かしはじめて、テレビがメールを読み上げて、着替えている間に体重を計ってくれて、そのデータをスマートフォンで管理する・・・。こんな映画のような世界はすぐそこまで来ているのかもしれません。

不動産担保ローンの日宝より
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